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福祉情報おきなわVol.127(2009.9.1)
編集発行 沖縄県社会福祉協議会  沖縄県共同募金会
 沖縄県福祉人材センター  沖縄県民生委員児童委員協議会
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シリーズ活動最前線

 昨年5月、県外から7年前に移住してきた石橋氏が、長く付き合える友だちが欲しいという思いで立ち上げた「沖縄シニアの会」。設立当初は、自宅の一部を開放し、会員が集う「おうちカフェ花」での料理会や歌声喫茶を開いてのサロン的活動が中心だった。毎月1回の定例会でお互いの情報交換や夢を語りながら、シニアが年金生活で子どもに援助を求めなくても暮らしていけるよう、自分の知識と経験を活かせる場を作りたいと、高齢者の働く場としての食堂づくりに取組んできた。限られた資金で希望の物件を得るために多くの不動産や助成金情報の収集に時間を費やしたという。
 そして今年
7に念願の「あかね食堂」の開店にたどり着いたが、食堂のコンセプトは、あくまでも会員同士の助け合いの場であることだという。現在、約50名の会員がおり、月例会を食堂で開きながらそれぞれの興味関心のある分野で何か起業できるものはないかと、模索しているとのこと。
 裏方として、会の運営を支える若者の中には、社労士や設計士、整体師などの専門資格を持った者もおり、彼らの協力に支えられているという。 
 現在は、食堂の運営が突出しているが、今後は医療や福祉などシニアの暮らしに役立つ情報窓口の福祉部や旅行の企画運営、サークル活動を行うレクリエーション部、住居に関する相談に乗る住宅部など、高齢者の生活のあらゆる場面において支え合える形を目標に活動を進めていく予定。
 「沖縄シニアの会に行けば、困っていることは何でも相談できるという会にしたい」と石橋代表。

沖縄シニアの会

事務局】那覇市首里鳥堀町4-146-31  電話886-6039 

【あかね食堂】那覇市東町14-3 浜川ビル2 電話862-8122

【会ブログ】http://seniorlife.ti-da.net/

出会い・つながり・支え合う  仲間とチャレンジ

沖縄シニアの会

▲あかね食堂を切り盛りするメンバーたち