県民児協 広報・情報紙 ふ く ら し ゃ 第10号

我が街の民児協

 城辺民児協 城辺民児協活動の様子 
 城辺地区は、宮古島の東側に位置し、「光と緑と水に溢れた町」をキャッチフレーズに発展した町です。純農村で高齢化率の高い町でもありますが、旧城辺町の福祉行政の充実によって健康な高齢者が多いのも特徴の一つです。小学校4校、中学校4校で福嶺学区、城辺学区、西城学区、砂川学区で構成されています。民生委員22名、主任児童委員2名で地域福祉の向上に頑張っています。
 城辺民児協では、5月には児童福祉週間にちなみ親子トーフ作り・イモダンゴ作りを行っており、Iターン、Uターンの親子から大変喜ばれています。また、長い夏休みを安心して楽しく過ごせるように、危険箇所の調査や危険遊具の点検を実施しています。委員の資質向上のために他の民児協(うるま市第一民児協・石垣市第三民児協)との研修会も行っています。
 老人の福祉の充実に向けひとり暮らし老人ピクニックや激励会を催し、アトラクションとしても出演します。
 さらに、各地域や学校の実情把握のために学校長、駐在警察官との情報交換会も開催しています。身障者の方々がどのようなことを支援してほしいのかを把握し、協力体制を強固なものにするための交流会を行っています。その他、日頃は自ら出来ることを主点に活動を行い地域から頼りにされています。
 結びに、宮古島五市町村合併に伴い、いささかなりとも福祉行政の後退にならないように、地域の目線に立ち、行政と地域の橋渡し役として活動してまいります。


我が街の民児協
上野民児協 上野民児協活動の様子 
 上野地区(旧上野村)は、城辺地区・下地地区に挟まれた人口3,261人、世帯数1,237世帯と小さな地区です。主な産業としては、農業が盛んで、最近はマンゴーを栽培する農家が増えてきています。また、観光業としては、ドイツ文化村を中心に次々と新しいホテルがオープンし観光客も少しずつですが増加しています。
 現在、上野民児協の民生委員は9名でそのうち2名が主任児童委員となっています。毎月第3水曜日に定例会を開催しています。
 上野民児協の活動としては、児童福祉週間にちなんでの子どもの遊び場危険箇所点検、高齢者ピクニックや障害者ピクニックへの参加、新生児宅訪問、小中学校訪問などを行っております。
 活動の中から、子どもの危険箇所点検活動を紹介したいと思います。
この活動は、次代を担う子どもたちが健やかに育つための環境づくりを推進するために行われるものです。村内の子どもたちの遊び場・危険な箇所を点検し、注意を促すとともに、損役場に対し改善を要望し、子どもにとって安全な遊び場の提供と事故の防止を目的として行われています。
今年の調査では、敷地内の整備を特段に配慮するようにとの調査結果を村長に報告しました。
(寄稿・上野民児協会長 新里金三)


我が街の民児協
平良第一民児協平良第一民児協活動の様子  
 宮古は、この10月1日に5市町村が合併して、宮古島市が誕生しました。社会福祉協議会も行政の合併により5社協がひとつになり、これからは宮古島市の民生委員・児童委員として活動を展開します。
 平良地区では、地区を北と南に分け、北を第一民児協、南を第二民児協として活動しています。
 私たち、第一民児協は、29名の委員(うち主任児童委員2名)で組織されています。担当地区は、人口15,636人(平成17年3月現在)世帯数が6,226世帯となっており、高齢者人口は、3,180人で、人口比20%と高い数値を示しています。
 私たちは、児童福祉部会、老人福祉部会、障害者福祉部会の3部会を設置し、活動計画については、各部会で企画・立案し、実践は委員全員が一緒になって活動しています。
 児童福祉部会の活動では、読み聞かせボランティアとしての活動や児童福祉週間の取り組みとしての子どもの遊び場の遊具の点検、危険箇所の点検、その他青少年のたまり場点検等を実施しています。
 老人福祉部会は、宮古島市社協平良支所が実施している、「ふれあいいきいきサロン」活動を支援しています。誰もがいきいきと楽しく生活できる地域づくりに寄与することを目的として、サロン参加者のピクニックや一人暮らしの方のお食事会等などに積極的に関わり、高齢者の生きがいづくりのために、さまざまなボランティア活動に取り組んでいます。
 障害者福祉部会は、精神障害者福祉施設「小規模作業所わかば」で入所者と一緒に、物づくりを通して、当事者の気持ちに寄り添いながら、仲良く楽しんで活動し、おおいに喜ばれ、感謝されています。
 これからも、民生委員・児童委員の誇りと使命を常に意識して活動していくことを、毎月の定例会で確かめ合いながら頑張っていこうと思います。(寄稿・平良第一民児協会長奥平玄孝)

我が街の民児協
伊良部民児協 
伊良部民児協活動の様子 伊良部町は2島1町で人口6,600名、2,636世帯で、島の面積は伊良部島が29,66平方km、下地島が9,54平方km、周囲が、伊良部島26,6km、下地島が17,5km、となっています。
集落は、南北に分かれており、南区は伊良部、仲地、国仲、長浜、佐和田北区が前里添、池間添の7つの集落から成り立っています。
主な産業は、北区が漁業を中心とした半漁半農で、南区が主に農業といった就業体系となっており、学校は、小学校2校、中学校2校、高校1校となっています。
 民生委員数は21名となっていますが、現在は17名(主任児童委員1人欠、民生委員3人欠)で活動しています。活動の内容は色々行っていますが、継続的な活動としては、新入児童に対する交通安全指導、高齢者への声かけ、子どもの遊び場危険箇所の点検、身障ピクニックなどがあります。また、社協とタイアップして、身障モチツキ大会、一人暮らし老人の激励会、そして宮古地区には、身障フェスティバル、身障スポーツ大会等さまざまな事業に参加協力してまいりました。
平成17年10月1日をもって市町村合併となり、伊良部町も合併を選択し共に宮古地区の発展を目指していくことになりました。合併後も決意を新たに、民児協として色々な活動を展開していきたいと思います。



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福祉情報おきなわVol.104(2005.11.1)
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